« コードギアス 反逆のルルーシュ | トップページ | フルメタル・パニック! »

2009年1月14日 (水)

【SONY】ブルーレイレコーダーBDZ-T70

Dscf3396

【商品情報】

2007/11/8発売、購入

当時推定相場120,000円

現在推定相場70,000円

(型落ち、最新型番BDZ-T75)

 

【スコア】

デザイン 9/10

サイズ 6/10

操作性 13/15

機能 14/15

画質(圧縮時) 6/10

利便性 14/15

コストパフォーマンス 4/10

満足度 14/15

 

総合 80/100 A

 

【コメント】

見た目はかなりスタイリッシュでカッコイイ。目に見える部分には基本的にボタンを配置しないデザインで、それなりに大きいがすっきりとしている。

操作性においてはXMBの採用が大きく、そのインターフェースのよさを前提に、何回ものアップデートを繰り返しかなり快適に動くようになった(とはいってもPS3のようにヌルヌル動くわけではなく、キビキビしてる感じ)。再生までの過程で一切決定ボタンを押す必要ないのは地味に使いやすい。

主な機能としてはおまかせ・まる録、シーンサーチ、おまかせチャプター、ダイジェスト再生など。中でもおまかせチャプターの精度、それに付随したダイジェスト再生を“長”にした応用オートCMスキップ機能、検索精度の高さからくるおまかせ・まる録の出来のよさが目を引き、利便性を大幅に向上させている。

またこの機種(とパナソニックの同発機)ははじめてHD画質を維持したままH.264圧縮録画を採用したことで話題となったのだが、出だしとしてはまずまずの出来だったように思う。とりあえずデフォルトとなっているSRは気にしてみなければ普通に見れる画質であり、LSRにおいては動きの激しいシーンでノイズが目立つものの、ドラマなどの見て消し用途になら耐えうる印象ではあった。ただどちらもノイズが乗らないことはまずないため、H.264でノイズにこだわるならXSR以上ということになる。やや問題なのはここからで、最もよく見るであろう地デジのTSを直接録画しても30分あたり2.5GB前後であり、SRが1.9GB、LSRが1.5GB、XSRにしようものなら2.9GBと、相対的に考えると圧縮しないのが一番、という結論に行き着く可能性が非常に大きいという点にある。自分としてはもはやTSの容量が肥大化してしまうBS放送専用の機能だと思っているくらいだが、それでもこの試みは非常に興味深かったのを覚えている。

現在ではかなり価格も低下したが、購入当初の10万円超での定価はBDレコ市場でこそ安価な部類だったものの、BDの普及率から見ても決してお買い得と言い切れるだけの力はなったように思う。が、HD DVDの負けも確定し、市場相場価格も8万前後まで落ちてきた今ならば、今更あえてDVDレコを買うよりもこちら(現在の型番BDZ-T75)を買ったほうが無難だろう。

他により安価なBDZ-T5シリーズもあるが、デジ×デジの2番組同時録画ができないのはかなり痛いのでお勧めは出来ない。逆にお金にゆとりがあるのなら上位機種のBDZ-AやXもお勧めだ。AはウォークマンやPSPへの外部転送を追加したバージョンで、Xは技術を盛り込みまくった豪華バージョンといった感じになっている。

BDレコ市場では常にパナソニックに後れを取っている形となってしまっているソニーだが、ソフトウェアにおける利便性の高さは目を見張るものがあるため、是非とも頑張ってシェアを増やしてもらいたいものだ。

 

 

|

« コードギアス 反逆のルルーシュ | トップページ | フルメタル・パニック! »

家電・AV機器」カテゴリの記事

Aランク」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【SONY】ブルーレイレコーダーBDZ-T70:

« コードギアス 反逆のルルーシュ | トップページ | フルメタル・パニック! »