【DENON】ホームシアタースピーカー DHT-M370
【製品情報】
2005年10月発売 希望小売価格 オープン価格
DHT-M380(2007年8月発売)の型落ち品
DHT-M370
当時推定相場 35,000円
DHT-M380
現在推定相場 27,000~30,000円
【スコア】
デザイン 9/10 ※カラー:S(シルバー)について
コンパクト性 8/10
入出力端子 13/15
機能性 12/15
音質 14/15
コストパフォーマンス 12/15
満足度 20/20
総合 88/100 A
【コメント】
デザイン
最も典型的な木の素材。買ったのはシルバーだが、こちらもよく見れば木材をシルバー色としていることに気づく。木材にシルバー色加工と聞くと微妙な感じだが、実際は微妙なラメ効果もあり意外と調和している。音源部分を覆っている前面カバー部分は取り外しが出来るようにもなっており、そのときの気分で簡単にスタイルチェンジが可能。どちらもなかなか良い感じ。
コンパクト性
5chのフロント、センター、サラウンドは手ごろな大きさだが、やはりというかウーファーが結構の場所を取る。アンプもぱっと見こそ普通だが、意外と奥行きがあったり重かったりするため置き場所を選ぶ。
入出力端子
肝心の光デジタル入力を3系統備えているのが一番の魅力。こうした機種は大抵が2系統しか備えていなのため、この機種ならではのアドバンテージにもなっている。他にも一般的なアナログ入力4系統にポータブルプレーヤーなどを取り付けられるミニジャックを1系統、出力としてはアナログ2系統を備えるなど、この価格帯の中ではかなり豊富な部類と言えよう。
機能性
今でこそ当たり前となっており、それゆえに必須であるAACからドルビーデジタル、DTSなど、HDMIを使うようなハイエンド以外の大抵のデコーダは備えている。他にも2ch音声を5.1ch化するドルビープロロジック2や、2.1chのみでサラウンド効果を発生させるドルビーバーチャルスピーカー、市販のヘッドホンをサラウンドヘッドホンに買えるドルビーヘッドホンなど、有名なドルビー技術も数多く搭載。自動でデコーダを切り替えてくれるオートデコード機能や豊富なサラウンドモードも魅力的な機能のひとつ。
音質
自分としては十分すぎる音質。おそらく廉価版的位置づけのこの価格帯ではトップクラスの音質であり、低音から高音までそつなくこなしてくれる。光デジタル3系統のおかげでPS3、Xbox360を繋げてもまだPCを繋げる余裕があり、(サウンドカードにも依存するが)そこらへんの安価なコンポよりよっぽど音楽鑑賞に向いている。ドルビープロロジック2とサラウンドモード併用による音の広がりも非常に新鮮。
感想・総評
型番が新しくなったことでアンプデザイン以外どこが進化したのかいまいちわからなかったりもするのだが、少なくとも音質が劣化していることはなさそうなので一安心。ただ個人的にはカラーが木目オンリーになってしまったことが残念なところか。確かに木目のほうが需要は高そうだが、自分のようにホワイトを基調としたインテリア重視層にはシルバーは非常にありがたいカラーであっただけに、次機種で復活してくれることを望んでいる。
また現在ではPIONEERもこの価格帯の製品に力を入れてきているため、上手い具合にDENONと(あとヤマハもか)競い合い、互いに技術力を向上させていって欲しい。デザイン面では住み分けが出来ていると思うので、どちらかが衰退していくような事態にだけはなって欲しくないものである。
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