涼宮ハルヒの憂鬱
【放送情報】
2006年春放送 1クール全14話
DVDにて視聴
【テーマソング】
OP 『冒険でしょでしょ?』 平野綾 A
ED 『ハレ晴レユカイ』 平野綾・茅原実里・後藤邑子 B
挿入歌
『God knows...』 平野綾 S
『Lost my music』 平野綾 A
【スコア】
イラスト 14/15
キャラクター 15/15
ストーリー 13/15
オリジナリティ 15/15 +5
ミュージック 9/10
声優 10/10
放送画質 N
満足度 20/20
総合 96/100 S
【コメント】
キャラクター
これほど個性的なキャラが揃っている作品もそうないだろう。しかもそれぞれが独自の魅力を持っているために様々なツボをついてくる。個人的にはハチャメチャツンデレ系のハルヒより、むしろナイスツッコミに従事しているキョンの方がお気に入り。
オリジナリティ
観る前はただの学園ラブコメとしか思えなかったのだが、蓋を開けてみると完全無欠の不思議系。ここまで印象が激変する作品も珍しいのではないだろうか。他にも物語の構成において時系列を無視した制作会社独自の手法を取っていたり、キョンの独り言によるツッコミを笑いの軸にしていたり、そもそも主人公であるはずのキョンが終始本名不明など、十分すぎるほどのオリジナリティを持っている。
ミュージック
テーマソングもなかなか良いが、中でも平野さん演じるハルヒが劇中で歌う『God knows...』と『Lost my music』が素晴らしすぎる。どちらもロック調のハイテンポな曲であり、前者に至ってはマイ神曲とも言うべきレベル。
声優
う~ん…これも全体的に良すぎるためなかなか絞り切れないのだが、あえて挙げるならやはり主役2人のハルヒ(CV.平野綾)とキョン(CV.杉田智和)だろう。平野さんに至っては『DEATH NOTE』とコレで完全に名前を覚えてしまった数少ない声優さんであり、釘宮さん同様この人でなければダメというキャラも結構多い独特の声質の持ち主。もちろんハルヒもその典型である。また杉田さんの割と低いめの声もキョンというキャラには驚くほどマッチしており、この作品の軸であるキョンの脳内ツッコミのキレの良さは間違いなく彼の功績によるところが大きいと言える。他にもみくる役の後藤邑子さん、有希役の茅原実里さんなど非常に有名な声優さんが揃っており、その名に恥じない演技っぷりを披露してくれている。
感想・総評
まず「よくこれを第1話に持ってきたなぁ」というのが第一印象。おそらく原作を知らなかった人はまったく意味がわからず、一歩間違えればこれだけで視聴候補から切ってしまった人もいるのではなかろうかというほどだった。
全体としては非常に魅力に溢れた作品であり、わずか全14話の1クール放送としては異例のマイブーム(世間的にもか?)を巻き起こしたのは今でも記憶に新しい。製作発表がされて以降音沙汰がなく、心配しながら待ちに待った第2期もいよいよ今年春の放送が決まり、再びハルヒ熱に火がつく日も近くなってきた。この機会に、まだ観ていない人は(もう観てしまった人もおさらい用に)DVDのまとめ借りでもしてみてはいかがだろうか。
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