HDアニメにおいてテレ玉とtvkを比較してみるテスト

PCの故障やら引っ越しやらでおよそ1ヶ月越しになるブログ更新。

今後もかなり忙しくなるため更新頻度が落ちることが予想されるが、一応このブログに飽きたわけではないことだけは明言しておく。

さて本題だが、久々の更新にも関わらずいきなり雑記スタート。

地デジ(&BS)放送におけるアプコン画質は放送局にかなり左右されることはかなりの人にとって既知の事実だろう。

ではHD作品ではどうなのか？

全く同一ではないものの、さすがに解像度が同じであれば誤差程度の差しかないと思っている人もいるのではないだろうか？

ということで、新番組の季節と言うこともありその中の一つ、「ティアーズ・トゥ・ティアラ」を例に挙げて実際に検証してみた。

なお今回検証した局は微妙な立ち位置にいるテレ玉と劣悪画質で定評のあるtvk。検証理由はぶっちゃけこの2局しか受信できないという環境においてどちらをデフォの保存局にするか選別するためだ。

さあここから実際に動画をキャプって…の前に、まずは画質以外の比較から。

【要素1】放送開始日

tvk＝4/6　テレ玉＝4/9

録画において最も怖いのが録画ミス。特にHD番組においては後からDVDで補完がきかないため神経質にならざるを得ない。よって1日違いならともかく、中3日放送日がずれている点はかなり大きいと言える。この点では3日先行しているtvkに軍配が上がり、放送後2日以内にミスに気づければそこだけテレ玉で補完が可能という理想的な環境が作れる。

【要素2】放送事故頻度

テレ玉 ＜ tvk

こればかりはあくまで体感的なものだが、テレ玉はここ数年安定していたように思う。それに比べtvkは結構ショックを受けた記憶がちらほらあり危険な印象。

【要素3】音質

tvk=256kbps　テレ玉＝192kbps

画質では悪評の嵐となっているtvkだが音質はトップクラス。

それに比べテレ玉は音質においてはやや不評気味ですらある。

さてここからが肝心の画質対決。

【要素4】画質

テレ玉

tvk

さすがにHDだけあって精細感にかなりの差があるわけではないが、コントラストという面においては断然テレ玉の方が上。

全体的に見てもテレ玉の方がtvkを下回る要素は見あたらなく、やはりHDであっても目に見えてテレ玉＞tvkであった。

総合結果

比較した項目のみの勝率を見ればまさに五分五分。アニメにおいて画質より音質を重視する人はそういない気もするので、テレ玉に軍配が上がりそうな気もするが、精細感においてアプコンほど差がないなら、むしろ録画ミスに対応できるtvkという人もいるだろう。

どちらがいいとは一概に言えない結果となってしまったが、自分と同じような環境でどちらを優先するか迷っている人がいたら、上の要素を比較して自分にとっての優先順位を検証してみて欲しい。

最後に蛇足であるが、自分の場合は放送事故のトラウマの大きさとコントラスト重視から、苦悩の末テレ玉派に収まった。

もうそろそろfriioなりPT1なり買おうかしら。

（2009/4/14追記）

→こちらも苦悩末結局HDUCを購入。また機会があればレビューしたい。一応PT1も検討したんだが、いつの間にか生産終了しててたのね。プレミア価格とかｗさすがに半年しか持たないとは思わなかったわ…。買っときゃ良かったと今更ながらちと後悔。

（2010/3/26追記）

結構前からだが、PT1+2の2台体制にBDレコ+PV4のバックアップ、予備としてHDUCの万全環境に移行済み。やっぱPT最強と思いつつHDUCの方は色々と問題があって結局予備の予備みたいな位置づけに。それにしてもPT2は安くなったなぁ。

（2010/8/6追記）

久々に「あそびにいくヨ!」でテレ玉とtvkを比較してみたところ、見た目的なコントラスト感に差異はなくなっていた。じっくりと比較すればtvkの方が微妙にボケていることは確認できたが、それも誤差の範囲内と言ったところ。

この程度の差異ならロゴがなく高い音質のtvkにも十分利があると思うので、現時点において上記比較検証はあまり参考にしない方が良さそうだ。