【液晶モニタ】HYUNDAI W241DG その2 -使用編-
意外と早くDVIケーブルが届いたので、わずか中1日でその2 -使用編-です。
昨日(2010/4/21)モニタが届きセットしたものの、DVIケーブル長が足りず即Amazonで注文したDVIケーブルが早くも今日届きました。 なぜかデカデカとリチウム電池の注意ラベルみたいなものが貼ってありますが、ここはスルーで^^
買ったのはELECOMのシングルリンクDVIケーブル5m。型番はCAC-DVSL50BKで2000円なり。カラーはW241DGとおそろいの白黒ツートンです。
早速PCとモニタを繋いで当ブログをパチリ。う~ん、やはりグレアは綺麗です。(色むらもありますが、こちらは後述で。)
JaneStyleを全画面表示して4隅を撮ったところ。
ちょっと心配していたパネルの取付ミス(微妙に斜めになってて、数ドットフレームに隠れてしまっていた個体もあったそうな)もなく、買ったケーブルも問題ない様子。一通りチェックした限りでは、ドット欠けも見あたらず一安心。
近づいてみるとこんな感じ。ちょっとモアレがアレですが、モニタを写真に撮ろうとするとどうしても写ってしまうんですよね…。
更に近づく。残念ながら私のコンデジではこれが限界のようです。
ってかモアレ酷いなw実際は変な緑はないので、文字のシャープさだけご参考下さい。多くのレビューでも言われていることですが、グレアでもギラツブ感は意外とないので疲れにくそうです。
こちらは黒で塗りつぶした画像を画面いっぱいに拡大表示したところ。この手のミドルレンジIPSではよく言われる色むらですが、色々と撮った結果上記画像が一番わかりやすいと思ったので載せました。
こうして見るとバックライト漏れが4隅それぞれで発生し、その程度には多少の差異があるのがわかります。これが色むらの原因でしょうね。通常使用下ではあまり実感しづらいレベルのものですが、こうした全画面に渡る単一色表示時(白い背景が多いWEBページやアプリの全画面表示時など)には、確かに色合いが微妙に異なって見えました。個人的にはピポットをした時の方が感じ方が顕著だったように思いますが、まあ普通に使っている分には許容範囲内です。
次にOSD画面。表示自体は意外にもスタイリッシュな半透明デザイン。画質やカラー調整は設定できる項目自体が最低限しかなく、基本的な自由度や機能性は低いです。(上押しながら電源オンで発動する、ファクトリーモードなる隠し?機能を使って一時的に弄る項目を増やすことは可能。ただしこちらの設定は電源オフと共にリセットされる。)
とは言っても、グレアだけあってデフォルトの発色自体が素晴らしく、残像も大して気にならなかったので、この点による不満は大してありませんでした。
一応「↑+電源オン」のファクトリーモード起動時のメニューも撮ってみました。オーディオ設定と(ここにはありませんが)言語設定は変わりませんでしたが、残り3つはより詳細な設定が可能になっています。ただし前述した通り、これらの設定は基本的に電源オフと共にリセットされるので常用は厳しいですが、唯一ここを弄ることでRTC機能(タイミング補正機能、≒オーバードライブ機能?)を通常起動時のメニューにも追加することができます。使うか使わないかは別として、とりあえずは使えるようにしておいた方がいいでしょうね。以下2chのW241DGスレテンプレから抜粋。
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■241DGでRTCを使う
240D用のRTC(タイミング補正機能)を241DGでも下記の手順で有効にできる。
ただし、有効にできるのはDVI接続で表示がFULL(16:10)の場合に限られる。
1.↑を押しながら電源を入れてファクトリーモードを起動。
2.OSDの「FACTORY SETTING」の「RTC SELECT」を「TN(WITH RTC)」にする
3.一度電源を入れ直したあと、OSDで「その他」の「DISPLAY CONTROL」を選ぶと
入力がDVIの場合に限り「RTC ON OFF」の項目が追加されるのでONにする
(HDMI、RGB、コンポーネントではこの項目が出現しない)
4.「その他」の「DISPLAY CONTROL」を「FULL(16:10)」にする
(「画面サイズ」や「1:1」の場合はRTCをONにしても効果が表れないので注意)
効果の確認はLCDBenchの「動きのなめらかさ」を実行するとよくわかる。
(通常は12ms以下で暗くなる移動する図形が6ms以下でも明るいままになる)
速いスピードで移動するものが暗くならずピントが強調されたようになるので
ゲームやニコニコ動画のスクロールするメッセージなどに有効。
ただし副作用で白い影のようなものが出るようになるのでその点が好みを選ぶ。
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なおこれらのメニュー操作はフレーム右下にあるタッチセンサーで行うことになりますが、前評判ほど反応が悪いとは思わないものの、やはり物理ボタンに比べると「押した」感が今ひとつではあります。まあ操作する度に、かなり大きな音で「ピッ!」と鳴る(近くに寝てる人がいたら確実に迷惑になるレベルの音量、変更不可)ので反応したかはすぐにわかるのですが、画面が明るすぎたり周りが多少暗かったりすると押したいセンサーボタンがどこにあるのかわかりにくく、誤操作しがちな印象。正直ご近所迷惑な「ピッ!」はいらないので、パネル部分にバックライトでも付けて欲しかったです。
ついでですので気になった点をもうひとつ。このW241DGは右回り90°のピポット機能を備えているのですが、当然それ以上は回らず、方向も右側1方向のみです。これを左回りにしたいのなら、スタンドを取り付ける方向を変えれば済む話…なのですが、問題はその後です。ここから先は個体差かもしれませんので一概には言い切れませんが、少なくとも私の個体でこれをやると、通常の横画面にした時に真横まで戻らず、微妙に左下がりな状態になってしまいました。要は左回りにしたら横に戻すな状態ですね。もともとピポットは使うつもりがなく、「もし使うなら左回転の方が都合がいいだろう」と思ってやってみただけでしたので、すぐもとに戻しました。
ちょっとPV4に繋いであるPS3でも遊んでみましたので、こちらも簡単な感想を。ちなみにゲームは(今更の)プロスピ5完全版です。
[画像1] PV.exeを全画面化させPS3オン。この時点ですでに映像に艶がありちと感動。
[画像2] 文字部拡大。もともとのゲーム画質自体がボケ気味なのですが、これでも比較的クッキリ表示されている方。ただPV4への入力は1080iのD端子であるものの、PC自体はDVI接続にもかかわらず希にプルプル…。1080pに切り替えたら直り、iに戻したらまたプルプル。試しにPV4側でインタレ解除してやってもやっぱりプルプル。そんなことを繰り返しているうちに、なぜか1080iも普通に表示されるようになりました。正直???な状態ですが。
[画像3] なにはともあれ(?)一応プルプルもなくなったので普通に1080iでプレイ。ノングレアの時は色調をこれ用に弄り直さないと明らかに色が薄く、迫力がやや欠けていたのですが、W241DGでは何もせずとも結構まともな画になり再び感動。PV4経由でも、(PV4側の設定を)ゲームモードにしておけばそれなりに遊ぶことは可能でした。(というか、何気にリビングに置いてあるブラビアより遅延は少ないという…。)
最後に(ぶっちゃけ関係ないのですがw)自分が使っているスピーカーを紹介。ソニーのSRS-TD60というコンパクトアクティブスピーカーです。
電源と電池の両対応。意外にもかなり大音量まで上げることができ、音割れも無し。ウーファー搭載による低音はもとより、中音、高音共に水準以上の音は出してくれます。画像のようにモニタ下にも手軽に置け、設置の自由度に優れた実用的なスピーカーです。
以上、その2 -使用編-でした。出だしと終わりは正直おまけみたいな感じですし、購入後間もないということもあり簡単なインプレみたいな感じになってしまいましたが、次のその3では、その分より詳細なレビューを他モニタと比較しながら行う予定です。(ただその分記事更新までに多少の間が空いてしまうかもしれませんので、その点はご容赦を。)
それではその3 -比較編(仮称)-まで、気長にお待ち下さいな^^→その3 -比較編-を更新しました。
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