ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド
―― 放送情報 ――――――――――――――――――――
2010年1月-2010年4月
1クール全12話
TOKYO MXにて視聴 SDアプコン画質
―― テーマソング ―――――――――――――――――――
OP 『フレンズ』
中野愛子
ED 『爪痕』
hibiku
―― 個別ランク ――――――――――――――――――――
【声優】
姫様の声がやたらと好みだと思ったら、それもそのはず。『紅 kurenai』にて絶賛した紫役の悠木碧さんだった。やはりこの人の声はいい。紫の時と同様、聞いていくほどに独特のイントネーションが癖になるしゃべり方は健在で、特に「ちょっと大人びた感じの女の子」という役にはよく合うように思う。その他のキャラクターに関しても、特に違和感を感じることはなかった。
【演出】
アニメーションの演出として評価の高い『さよなら絶望先生』や『化物語』にも似て、様々な視点や多彩なカットを用いた非常にクオリティが高いものとなっている。肝心の初回第1話を丸々使って、あのバカみたいな(バラエティ)番組in番組を持ってきたというのもなかなか真似できない発想だと思うが、同時にこれだけ観て切り捨てた視聴者もいるのではないかという心配も。
【ストーリー展開】
「次回を待て」的な終わり方ではあったが、まあそれなりにまとまっている方だと思う。ただ全体としては第7-8話間に総集編を挟んでの実質的な2部構成となっており、1クール作品で総集編を挟むというのは正直いただけないようにも感じている。強引さこそ無いものの、こうした短期アニメでは特に1話1話を大事にしていってもらいたい。
【アプコン画質】
下記参考画像のように、静止画として切り出せば多少のリンギングが確認できるものの、普通に視聴している限りはほとんど気にならないレベル。むしろ輪郭部分のシャープさだけを見れば、ボケ気味のHDともタメを張れる画質だと思う。
↑画質参考画像(TSからの等倍切り出し)
―― 総合ランク ――――――――――――――――――――
第2期の有無でも大分印象が変わってきそうだが、ここまででも十分良評価を与えるに相応しい作品だと思う。ヴァンパイアが日常世界にその存在を認めさせた上で共存を目指すという独自性に、威厳と幼さを併せ持つミナ姫を中心としたキャラクター達、そしてそれらを魅せるための演出効果が見事に相乗効果を生みだしている。謎のまま終わった部分も多く、逆にそれがミステリアスな雰囲気作りに一役買っているのも確かだが、出来ることなら綺麗に終わりを迎える第2期の制作を期待したい。
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