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2010年6月

2010年6月30日 (水)

【YAMAHA】センタースピーカー NS-C310

 

 前置き 

サブウーファーのYST-FSW050に続きセンタースピーカー。

こちらもヤマハを選択。

 

 インプレ 

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とりあえず設置。下の土台はDENONのDHT-M370のセンタースピーカーを流用。

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アングルを変えて。気分で敷いてみたインシュレーターはaudio-technicaのハイブリツドインシユレーター(AT6089CK)。音というよりシルバー色とべたつかないコルクが気に入り選択。

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サランネット除去。かなり独自性の高いブラウン(木)+黒(アルミ)+メタリックホワイト(アルミ)の組み合わせは好印象。横長ということもありかなりスタイリッシュ。

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一応こちらも別アングルから。

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ちなみにこのサランネットだが、パッと見穴もないためどうやって付けるのか迷いがち。じつは↑のネジみたいな部分がマグネットになっており、磁力でつける方式になっている。あまり強くくっつくわけではないので、はめ込み式より手軽に取り外しが可能。

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なんと4基も搭載されている6.5cmコーン型ウーファー。しかもアルミ。非常に珍しいが音質、デザイン共に上々。

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こちらは3cmソフトドーム型ツィーター。ウーファーとはうって変わってど真ん中に1基のため、見た目的にも数量的にも控えめな印象が強いが、変にシャリシャリしない自然な高音が出ていると思う。

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最後にサランネット中央下部に設置されたヤマハロゴ。あらためて見ると結構洒落たマークだと思ったが、ONKYOやDENONのものよりおとなしめにちょこんと付いている感じ。

 

 総評 

47251265935295_r 価格を考えると入門機と中級機の間といった感じで、スペック的にもほぼ価格通り。YST-FSW050もそうだが、ヤマハは市場の隙間を狙ったような個性的な製品が多いと思う。

音質は先にも多少触れたが、肝心の中音は十分。高音、低音も共に聞こえるが響き渡るような音ではなく、どちらかというと高音が弱め。フロントのSS-F6000と比べると、全体的にどこか硬い印象も受ける。AVアンプの自動音場補正でそれなりにはなるが、バランス面ではちょっと注意が必要かもしれない。

「最安の入門機では物足りないが、中級機以上のものは大きすぎる」「オーディオとして木目調は基本だと思うが、黒ばかりのAV周りとの調和も考えたい」そんな大衆向けの、音質に特化するよりマルチにこなすことを目標とした製品であるように感じる。

 

   

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2010年6月27日 (日)

【YAMAHA】サブウーファー YST-FSW050

 

 前置き 

今まではDENONのDHT-M370で一応満足していたのだが、Blu-rayの6.1(or 7.1)chを活かしたい、フロントハイなどを試したい、そしていい加減入門機のM370も使用3年弱を迎えたためいい加減単品アンプ+スピーカーの導入を考えたい、ということで、いろいろと音周りの環境を改善してみた。

今回はそのひとつ、サブウーファーから。

 

 インプレ 

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買ったのはヤマハのYST-FSW050。

理由はコンパクト性を第一に、デザイン、音質に関する否定的意見のなさなど。

個人的にサブウーファーなんてブーミーでなければ問題なく、そもそも部屋も8畳ほどなのでとりあえず鳴ってくれればいいといった感じ。

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正面から。とにかくスペースが無いので、(一応対応は謳っているものの)見た目は半ば無理やりといった感じで縦置きに。近づくと文字が横書きなので違和感があるが、文字サイズは小さいので意外と気にならなかったり。

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本来の底面方向。気付いた方もいるかと思うが、デフォでついている足がない。

自分も買ってみて気付いたのだが、この足はネジで固定されているだけなので簡単に取れるのである。縦置きを考えていた自分にはデザイン的にかなり助かった。

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ちなみにこれが取った足。真ん中の穴でネジ止めされていた。申し訳程度のクッションつき。

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裏。なんか左下部に凸部が見られるが、これはクルクル回らないようにネジ穴とは別の本体の凹部に入れ固定するためのもの。

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電源ランプ。実際は写真よりかなり控えめな印象で、特に眩しくてウザイということもない。

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最後に背面。底面同様金属板をネジ止めしているだけの基本平面。あまりゴツゴツしていないため、シンプルさを求める人にはいいデザイン。

 

 総評 

47251265935295_r 音量は十分、音質もクリアな低音で空気を震わしてくれ問題はなく、こちらのニーズに十分答えてくれるものだった。いざサブウーファーを捜すと小ルームには不釣合なほどデカイものしかなかったりもするが、そうした中で一定水準を満たし、尚且つ見た目的にも大きさ的にも納得のYST-FSW050はなかなか貴重な存在だと思う。

機能面ではハイカットフィルタやオートスタンバイがあるわけでもなく、ヤマハの「デジタル・サウンド・プロジェクター」シリーズがなければシステム連動端子も無駄の長物でしかないが、まあ値段も安めなので問題ないだろう。個人的には、新調したAVアンプにハイカットフィルタ(orローパスフィルタ)機能はあり、オートスタンバイも視聴にオフになるといった問題をよく聞くため、これでよかったと思っている。

AVルームのような専用空間や音響マニアには力不足だろう(というか選択肢としてあがりもしないだろう)が、一般家庭やワンルーム用途にならコンパクトで縦置き横置きと自由度が高く、インテリアにマッチしやすいデザイン性も兼ね揃えたこの機種は、十分おすすめできるものだと感じている。

 

   

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